メンフクロウ(Tyto alba)の胃内異物摘出手術

一般飼育の屋内で飼育されている猛禽類はよく誤食をします。ゴム、靴下、シュシュなどさまざまなものを丸飲みしてしまいます。飼い主さんが気を付けるしか予防策はありません。年間何件もこのような事故はおこっています。突然食べなくなった、便が出ていない、元気がないなど症状はばらばらです。異常に気付いたらご相談ください。大きい猛禽類は無理やり押さえつける不十分な検査より鎮静をかけて検査をするほうが安全でスムーズです。一度お電話でご相談ください。

なお、現在(2023年3月31日まで)当院で検査可能であると判断し検査中に死亡した猛禽類は一例もありません。

 

シュシュが摘出されました。なお小さな異物はペリットとして吐き出されることが多いのですべて手術する必要はありません。

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