ハリネズミのWHS(wobby hedgehog syndrome)

WHSは神経の病気とされていますが、丸まれない、後肢に力が入らない、ふらつく、などの症状が進行し不全麻痺、四肢の麻痺がおこり死に至ります。ただ、動物病院での検査にも限界がありこの病気と推測していたが死後剖検(亡くなった後死因を追求する解剖のこと)をおこなうと脳の腫瘍であったりほかの病気がみつかることもたびたびです。また数人の経験豊富な病理の専門医に質問しましたがこの病気を確定することができておりません。syndromeですからいろんな病態が含まれててもいいわけですが不思議な病気です。現在この病気について研究を進めています。研究が進めば様々なことが明らかになるかもしれません。

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