フクロモモンガの診療について

 

フクロモモンガはハリネズミと同様に近年人気が急上昇し飼育頭数が増加しています。さまざまなカラーバリエーションがありカンガルーやワラビーと同じ有袋類という特徴があります。

フクロモモンガの専門診療

フクロモモンガはハリネズミと同様に近年人気が急上昇し飼育頭数が増加しています。さまざまなカラーバリエーションがありカンガルーやワラビーと同じ有袋類という特徴があります。フクロモモンガの医療は発展途上でどこの動物病院の施設でも充分な治療が受けられる状況ではありません。フクロモモンガの診察に熱意がある獣医師の集まりである日本獣医エキゾチック動物学会をはじめ国内、海外のセミナーに積極的に参加するとともに犬猫のさまざまな分野の専門医と交流協議討論しフクロモモンガにおける最新、最先端治療の提供を目指します。
 
フクロモモンガは腫瘍発生はハリネズミと比較すると少ないように感じます。ただ、外傷や手術後の刺激、総排泄腔周囲の舐め壊し、皮膚の裂開、筋肉も断裂させたり自分の内臓を体外へ引っ張り出していたケースもあります。これは、集団生活を営む動物であり退屈であったり相手をしないとさみしくなり自咬症が多く発生すると考えられています。フクロモモンガの病気に関しての研究は他の動物に比べると遅れていると感じますが少しずつできることが増えてきた感じはあります。自咬症対策がいかにできるかが今後のフクロモモンガの医療の進歩につながると思われます。
 

 
日本獣医エキゾチック動物学会
 

フクロモモンガのよくある病気

自咬症

フクロモモンガにおいて最も多くみられる病気です。軽い舐め壊しで皮膚炎が起きるレベルもあれば皮膚がさけ筋肉の断裂、自分の内臓を引っ張り出すこともある。陰部の陰茎脱や肛門嚢の腫大、総排泄口腔の炎症などが原因となっているケースが特に問題が大きい。また、集団生活をする生き物であり単独飼育で飼い主さんがかまってあげないとさみしさから精神的ストレスがかかり自傷行為がおこるのではと推察される場合もある。

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