オウム類嘴羽毛病(PBFD)のコキサカオウム

オウム類嘴羽毛病(PBFD)は、PBFDウイルス(サーコウイルス科・サーコウイルス属)の感染によって引き起こされ重篤かつ致死的な感染性疾病です。

羽毛換毛障害としては以下のような原因があります。細菌感染による羽包炎、ウイルス感染(アデノ・ポリオーマ・サーコ)、中毒、内分泌障害・代謝障害、肝疾患、栄養失調(蛋白不足・ビタミンA不足・・・)ペニシリン・セファロスポリン系薬剤の影響などが考えられます。

羽軸内のマクロファージに認められた好塩基性細胞質内封入体

他のウイルスとの鑑別

アデノウイルス→好酸性の封入体

ポリオーマウイルス→1-2回の換羽後回復

核内封入体で封入体サイズにより区別可能

タイトルとURLをコピーしました