モルモットの乳ガン

モルモットも犬と同様に乳腺腫瘍がおこります。乳腺腫瘍が発生し悪性の乳腺腫瘍の乳ガンが発生します。

モルモットはオス・メスともに左右の鼠径部(後ろ足の付け根)に1対の乳頭があり、
メスでは、その周辺に乳腺があります。

モルモットの特徴として、オスのモルモットに乳腺の腺癌の発生しやすいです。

当院の研究ではメスの乳腺腫瘍の発生例の約2倍の発生があります。

また、血液検査で確認する腫瘍マーカーのようなものもありません。

なぜメスよりオスのほうが多いのか原因は、まだわかっておりません。

悪性であってもまれに転移しますが、手術で摘出することにより転移せず寿命をまっとうできることも多いのであきらめず相談していただけたらと思います。

早期に発見するには注意深く乳頭周辺を触診するしかありません。日頃のスキンシップの時に意識してしっかり触ってください。
初期は大変気づきづらいです。

 

 

日頃から乳腺部分をしっかり確認しましょう。特にオスも乳腺腫瘍があります。しっかりさわりましょう。

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