猫の診療について

 

現在日本ではイヌやネコは人間の大切な伴侶動物として生活してきました。人間に大切に飼育されるようになりまた医療の進歩により昔に比べて寿命も長くなっています。

ネコの医療

現在日本ではイヌやネコは人間の大切な伴侶動物として生活してきました。人間に大切に飼育されるようになりまた医療の進歩により昔に比べて寿命も長くなっています。毎年ペットフード協会が発表しているペットの飼育頭数調査をみると最新のデータではイヌが705万頭猫が833万頭が飼育されていることがわかりました。猫の平均寿命は14.24歳といわれますが、肥満、心臓病、糖尿病、腎臓病、肝臓病、ガンなどの人間と同じような病気が増加してきています。医療も専門的な治療が必要になりあらゆる分野の専門獣医師と意見交換し日進月歩の獣医学に遅れないよう積極的に学会、研修会に参加しております。何なりとご相談ください。
 

PREVENTIVE CARE

予防診療項目

ネコの混合ワクチン

予防期間

年1回

ネコ用ワクチンは、一度の接種で複数の病気を防ぐことができるように、混合ワクチンが一般的です。混合ワクチンに含まれる病気はどれも感染すると命に関わったり、伝染力が強かったりするものです。3種類から5種類のワクチンの混合ワクチンになっています。接種の間隔など獣医師とご相談をお願いします。
ワクチン接種後は、激しい運動や長時間の散歩は控えましょう。
また、まれにアレルギー反応を起こすことがあるので、動物病院があいている時間のできるだjけ午前中の接種をおすすめします。接種後、顔がはれる。よだれをたらす。ふるえる、嘔吐するなど症状があればすぐ連絡してください。
 

費用は直接ご確認ください。

ネコのワクチンで予防できる病気

猫ウイルス性鼻気管炎

くしゃみや咳など、風邪に似た症状がでます。空気感染だけでなく、感染しているネコとの目ヤニや鼻水などの分泌物と接触することによって感染します。子猫が感染すると命に関わることがあります。

猫カリシウイルス感染症

重症化すると、口や舌に潰瘍ができ、また、2次感染により肺炎を起こす。感染した猫との接触による感染がほとんどですが、飛沫感染・空気感染や手、衣服、食器などから感染することもあります。

猫クラミジア感染症

鼻炎、くしゃみや咳などの風邪に似た症状も見られます。進行すると肺炎や重度の結膜炎をおこします。

猫パルボウイルス感染症

激しい嘔吐・下痢・血便などの症状の致死率の高い病気です。脱水症状をおこしショック症状をおこし急死することもあります。

猫白血病ウイルス感染症

白血病やリンパ腫をはじめ、さまざまな疫病を引き起こします。発熱・下痢・貧血・体重減少 などの症状があらわれます。

猫カリシウイルス感染症

重症化すると、口や舌に潰瘍や水泡ができ、肺炎を起こすこともあります。猫との接触による感染がほとんどですが、飛沫感染・空気感染や手、衣服、食器などから感染することもあります。

ネコのフィラリア

予防期間

5月〜12月

犬フィラリア症の原因は、犬の肺の血管や心臓に侵入して寄生する犬糸状虫が原因です。実は犬だけでなく猫や人間にも感染します。
犬フィラリアは蚊が吸血するときに体内に入り込み、感染した結果、全身の血液循環や呼吸器、肝臓、腎臓を傷つけて深刻な影響を与えます。最悪の場合は死に至ることもあり、犬や猫の種類や年齢を問わず、感染するリスクがある病気です。
 
犬と猫の違いは幼虫の生存率が違います。フィラリアの幼虫は猫の体内ではなかなかうまく成長できません。全く同じ状況下に犬と猫が100頭ずついた場合、犬の成虫の保有数は6,000匹、猫のそれは225~750匹という8~27倍の格差があります。また、成虫の寿命は犬の体内における成虫の寿命は5~7年ですが、猫の体内においては2~4年と短くなります。過去私も猫のフィラリア症を見たことがありますが咳が急に激しくなったということで動物病院に来院され待合室で喀血し死亡しました。その時は何が原因の喀血がわかりませんでしたが飼い主さんと相談して死後剖検(死後に死亡した原因を調べる解剖の事)を実施したところ他の部位にも病気はありましたが心臓の中に犬フィラリアが存在しておりました。少しサイズは小さいものでしたが当日まで全くの無症状で動物病院にも通院されたことがないとのことでした。このような事がありますから日頃からフィラリア症の予防をされることをお勧めしております。幸い最近はネコノミの予防薬のスポット剤がノミにもフィラリアにも効く予防薬になっていますので非常に便利です。獣医師とネコの予防薬について相談してみてください。
 

ネコのフィラリア症予防

予防することのできる病気です。かわいいネコちやんを犬フィラリア症から守りましょう。飲み薬をすることがむつかしいのでスポットタイプをされる方が多いですが錠剤、スポットなどのお薬があります。

ネコのノミ・ダニ

予防期間

通年

ノミは体長2mmの小さな昆虫です。光や二酸化炭素に反応して犬や猫の体に飛びつきます。犬猫にとってはかゆみのストレスを与え皮膚炎や重度に感染すると貧血を起こします。また、最近多い猫ノミは人間にも寄生しネコノミ刺症をおこしたり猫ひっかき病の原因になります。
マダニは草むらで動物やヒトがちかずくのをまっています。マダニは犬においては発熱、貧血、黄疸をおこすバベシア症という病気を引き起こしネコでは発熱、貧血、黄疸などを引き起こすヘモプラズマ症の原因になります。また近年人においても発熱、消化器症状などで死亡する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の原因になりますのでしっかり予防しましょう。
 

ネコのノミ・ダニ予防

ノミは体長2mmの小さな昆虫です。光や二酸化炭素に反応して犬や猫の体に飛びつきます。犬猫にとってはかゆみのストレスを与え皮膚炎や重度に感染すると貧血を起こします。また、最近多い猫ノミは人間にも寄生しネコノミ刺症をおこしたり猫ひっかき病の原因になります。
マダニは草むらで動物やヒトがちかずくのをまっています。マダニは犬においては発熱、貧血、黄疸をおこすバベシア症という病気を引き起こしネコでは発熱、貧血、黄疸などを引き起こすヘモプラズマ症の原因になります。また近年人においても発熱、消化器症状などで死亡する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の原因になりますのでしっかり予防しましょう。

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疾患・症例について


 

フォーゲル動物病院

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※亜希子獣医師は日曜日診察はしておりません。亜希子獣医師をご希望の方は平日にご来院ください。
 
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  • 22日(金)亜希子獣医師の診察は休診になります。院長のみの診察となります。
  • 23日(土)は祝日休診となります。
  • 24日(日)亜希子獣医師の診察は休診になります。院長のみの診察となります。

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  • 1日(日)学会出席のため休診
  • 4日(水)亜希子獣医師休診、院長通常どうり
  • 30日(月)午前中まで診察
  • 30日(月)午後から年始は1月3日(金)まで休診

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