ミシシッピーアカミミガメの産卵

ミシシッピアカミミガメ(通称:ミドリガメ)の産卵は、春から初夏(4月〜7月頃)にかけて水辺の陸地で行われます。在来種に比べて産卵数が多く、年に複数回産卵する高い繁殖力が特徴です。 
産卵に関する主な生態や特徴は以下の通りです。
📅 時期と頻度
    • 産卵のシーズン: 主に4月〜7月の暖かい季節に行われます。
    • 産卵の頻度: 1シーズンに1〜3回に分けて産卵します。
    • 時間帯: 天敵の目を盗むため、主に夕方から夜間、または雨上がりなどの土が柔らかい時間に陸へ上がります。 

🥚 産卵数と卵の特徴
    • 一度の産卵数: 1回につき2〜25個前後の卵を産みます。
    • 卵の形・感触: 長さ3〜4cmほどの楕円形(ラグビーボール状)をしており、鳥の卵とは違って弾力のある少しプニプニした殻に覆われています。 

🛠️ 産卵の方法と手順
    1. 場所選び: 水辺近くの、日当たりが良く水没しない粘土質や砂質の陸地を選びます。
    2. 穴掘り: 後ろ脚を器用に使って、地面に深さ10〜15cmほどのツボ型の穴を掘ります。
    3. 産卵と埋め戻し: 穴の中に卵を産み落とした後、再び後ろ脚で土を綺麗にかぶせ、平らにならして巣穴を完全に隠します。親ガメは卵を守ることなく、そのまま水へ戻ります。 

🐣 孵化(ふか)と子ガメの生態
  • 孵化までの期間: 気温によりますが、およそ60〜75日で卵からかえります。 
  • 独特な越冬: 夏に孵化した子ガメ(ゼニガメサイズ)は、すぐに地上に出ず、そのまま土の中で冬を越し、翌年の春になってから地上へ出てくる習性があります。 
  • 性別の決定: 卵が育つ時期の「地中の温度」によって生まれる性別が決まります(TSD:温度依存性決定)。日本の気候ではメスが生まれやすい傾向があり、これが爆発的な繁殖の一因となっています。
  • お腹の中にたくさんの卵ができています。
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