フォーゲル動物病院 院長

セキセイインコの疥癬症(Cnemidocecoptes pilae)

セキセイインコを中心に小型のオウムインコのうろこ状の顔をひきおこす。口ばしにそってダニの穿孔跡が見られるとが多い。重症例では口ばしの変形が生ずる。 疥癬症も適切に治療すると改善します。 治療前 顔の周囲に特徴的なただれ痂疲があります 治療後...

文鳥のトリコモナス症

文鳥のトリコモナス症。購入直後の若い文鳥によく起こります。                      症状として衰弱、嘔吐、下痢、沈鬱、呼吸困難がみられます。            口の中がねばついたり耳の方から膿がでたりなんらかの病気で抗...

オカメインコの脚環絞扼

鳥類ではたまに足環が食い込んで来院されることがあります。 鳥のくちばしによる損傷、腫脹による食い込み、脚環の不適切な場所への移動などによって足への締め付けや組織障害が発生することがあります。 治療としては無麻酔で簡単に取れるケースと麻酔をか...
その他

ファットテールジャービル 子宮腺癌

血尿(血用オリモノ)が見られるということで来院。さまざまな検査により子宮が腫大していることが判明 開腹手術を実施した。子宮腺癌であった。
ハムスター

ゴールデンハムスターの膀胱結石

ゴールデンハムスターはたまに膀胱結石をおこします。 膀胱内より結石を摘出します。 頻尿(おしっこが近い)血尿などの症状があることが多いです。 繊細丁寧な手術が必要です。小動物の手術は当院にご相談ください
ハムスター

ハムスター 外傷 手術

ハムスターは同居しているハムスターとけんかになってかまれたり、とがったものにあたり皮膚がさけてしまう場合があります。手術で皮膚を縫合します。
その他

シマリスの骨折

シマリスは非常に動きが早く捕まえることがむつかしいです。家の中で逃亡して家具の間に挟まったりカーテンや回し車ににつめがひっかり骨折などが多くみられます。感染が進行したり骨の折れ方により整復可能かどうか判断されます。感染が進行すると断脚手術に...
フクロモモンガ

フクロモモンガの顔がはれる

この症例はタイ産輸入個体のフクロモモンガ幼体です 顔がはれる病気には腫瘍や歯芽疾患などいろいろあるがこの症例はstreotococcusという感染症で                  抗生物質を内服し完治した。
フクロモモンガ

フクロモモンガの去勢手術

フクロモモンガの自咬症の原因として性的ストレスも一つであると考えられており去勢手術を行うことにより軽減され可能性があるとして当院でも去勢手術を行うことがあります。ただし、自咬症の原因は様々な要因でおこるわけではなく去勢手術は一つの要素を減ら...
フクロモモンガ

フクロモモンガ ペニス脱 陰茎脱

フクロモモンガの陰茎脱はさまざまな原因で生じ陰茎脱が持続し自交渉につながるケースも多いので注意が必要です。陰茎が損傷すると麻酔をかけて陰茎の切除を行いエリザベスカラーで管理をする。            長期的な管理になる事が多いので注意が...