2023-03

爬虫類・両生類

ミシシッピーアカミミガメの中耳炎

カメの中耳炎はよくみられます。口腔内の細菌が咽頭部より耳管を経由し鼓室内に侵入し感染することによっておこると考えられています。半水棲、水棲のカメの幼体によく見られます。 ほとんどの場合は簡単な外科的処置と抗生物質とビタミンAの投与ですみます...
爬虫類・両生類

フトアゴヒゲトカゲの腫瘍

フトアゴヒゲトカゲはよく腫瘍ができる爬虫類です。 現在大学の病理専門医と爬虫類における腫瘍の研究を継続しています。爬虫類の腫瘍のことなら当院にご相談ください。

カモメ 釣り針 誤飲 手術

カモメさんが釣り針を飲んで緊急来院。内視鏡手術により摘出しました。釣り糸が鳥さんの脚に絡んでくることも多いのでマナーを守りゴミや釣り針、釣り糸は捨てずに自宅へ持ち帰りましょう。 マナーを守り楽しい釣りをしましょう。
その他

コツメカワウソの腎臓結石

コツメカワウソは変わった腎臓をもっておりレントゲン検査をすると腎臓の石灰化病変や腎臓結石が確認されます。さまざまな動物病院や動物園や水族館で食事の見直しやサプリメントなど試されていますがこの病気は完全に防御はできていないようです。今もなおカ...
ミーアキャット

ミーアキャットの衰弱 コクシジューム

ミーアキャットは高率にコクシジュームなどの腸内に住む寄生虫を持ち若い個体が下痢をして衰弱します。しっかり点滴して駆虫薬を投与しないと死亡します。ミーアキャットはブリーダーさんやペットショップさんで購入後、当院に便を持ち検診にご来院ください。
ミニブタ

コブタの低血糖

コブタは食べないとすぐ低血糖をおこします。ぐったり倒れて来院されました。 温度管理も苦手です。冬場の管理は注意しましょう。   糖入りの点滴を持続的にいれて復活しました。
ミニブタ

ミニブタの骨折

ミニブタも骨折します。犬と同様の手術をします。
ミニブタ

ミニブタの膣脱、子宮脱

ミニブタにおいては早期に避妊手術をおすすめします。ホルモンの影響で発情を繰り返し卵巣子宮の病気、膣脱や乳腺腫瘍、いきみが強いと直腸脱まで引き起こす場合があります。またいったん膣脱まで起こすと膣脱だけを整復することは困難になり必ず避妊手術を同...
爬虫類・両生類

フトアゴヒゲトカゲの動脈瘤

フトアゴヒゲトカゲにたまにみられる動脈瘤です。頭部の一部がはれたり喉あたりが腫れてきます。なぜ起こるのか不明ですがフトアゴヒゲトカゲでしか見たことがありません。頭が腫れてきた急にのどが腫れてきたというような症状があれば当院にご相談してくださ...
ハリネズミ

ハリネズミのWHS(wobby hedgehog syndrome)

WHSは神経の病気とされていますが、丸まれない、後肢に力が入らない、ふらつく、などの症状が進行し不全麻痺、四肢の麻痺がおこり死に至ります。ただ、動物病院での検査にも限界がありこの病気と推測していたが死後剖検(亡くなった後死因を追求する解剖の...